英語の教材、何を買っても続かなかった人にこそ、ラジオ英会話のテキストを勧めたい。1日15分、平日は毎日新しいレッスンが届く。やることが決まっているから悩まないし、月1冊のテキストが「今月はここまで」という区切りになってくれる。この記事では、2026年度の放送・配信の基本と、テキストを相方にして毎日を回す方法をまとめる。
いまのラジオ英会話は、朝のFMで15分
2026年度から、ラジオ英会話はNHK-FMに引っ越した。放送は月曜から金曜の午前6時45分から7時まで、再放送は深夜0時30分から。講師は大西泰斗さんで、副題は「ハートでつかめ!英語の極意」。レベルはB1が目安だ。
朝に聞けなくても問題ない。「らじる★らじる」の聞き逃し配信は放送終了直後から1週間、NHKゴガクアプリでは翌週の月曜午前10時から1週間聞ける。つまり、その週の分は週末までに聞けば間に合う。毎朝型でも週末まとめ型でも成立するのが、この講座の地味に強いところだ。
この講座の芯は「言えるようになること」
ラジオ英会話は、聞き取りの訓練だけの番組ではない。大西さんの解説は、文法や表現を「なぜその言い方になるのか」というイメージでつかませて、自分の言葉で言い換えるところまで持っていく。たとえば2026年10月号のテーマは「コントロール」。指示・禁止・注意の表現が並ぶ。「Watch out!」のような短い注意も、どんな場面で、どんな強さで言うのかが分かると、自分の用事に置き換えて使えるようになる。
テキストは、そのための台本であり地図だ。ダイアログの全文、表現の解説、言い換えの練習が1日分ごとにまとまっている。音声で流れを聞き、テキストでイメージをつかみ、声に出して自分のものにする。この三つが毎日15分の中に収まっている。
テキストを使った毎日の回し方
平日はシンプルにいく。放送か配信でその日のレッスンを聞き、テキストを開いて「今日の表現」を一つ決める。その表現を、自分の生活の場面に置き換えて声に出す。ダイアログの丸暗記はいらない。一つ言えるようになれば、その日は勝ちだ。
金曜はReviewの日。週の表現をまとめて聞き直し、テキストを見ずに言えるものと言えないものを分ける。言えなかったものだけ、週末にもう一度声に出す。遅れた日があっても、聞き逃し配信の期限は1週間ある。週の中で取り返せば遅れにはならない。
記録は大げさにしない。テキストの余白に、その日に言えるようになった表現を一つ書き残すだけでいい。月末にページをめくれば、その月の成果が目に見える。
紙か電子か。迷ったら紙を1冊
テキストは月刊で、紙と電子版があります。最新号は2026年11月号(紙)。電子版(Kindle)は発売日にすぐ読めて検索もできるが、最初の1冊は紙がおすすめだ。余白に書き込めるし、机の上に置いておくと「今日の分」が目に入る。価格は形式で違うので、買うときに販売ページで確かめてほしい。
別売で、書き取りや音読を強化するサブノート(2026年11月号)/電子版や、CD・ダウンロードの音声教材もある。ただ、音声は無料の配信で足りる。まずテキスト1冊で1か月回してみて、続けられそうなら次の手を考えればいい。
まずは今月号を手に取って、今週の金曜のReviewから始めてみてほしい。週の途中からで何も問題ない。来週の月曜から、平日の15分が少しずつ自分のものになっていく。
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